緑茶

2005.05.06 Friday 12:22
ogawat


 陳明亮の婚約者を寝取った親友は、彼を憐れんでピアノバーへと誘う。「どんな男とでも寝ちゃう子がいるんだ」陳明亮にバラの花を持たせて、ピアニストの朗朗を誘うよう勧める。そこで初めて朗朗を見た彼は愕然とする。「呉芳ではないか!」呉芳と呼びかけても当然朗朗は答えない。呉芳への思いに悩みつつ、余りに似ている朗朗に惹かれて、花を捧げると、果たして彼女は陳を伴って自分の部屋へと誘った。逢瀬を繰り返すたびに繰り返し問うても朗朗は何も答えてくれない。親友は言う。女にはローマ型、森林型がある。森林型の朗朗と付き合っても、迷い道に踏み込むばかり、やはり呉芳がよい。きっと全ての道はローマに通ずるのだから、と。陳は答える。もちろんそのつもりだが、会えないのだから仕方ない、と。風呂場からも呉芳の携帯へと電話をかけ続ける陳。何度かけても虚しく相手の不在を告げるメッセージしか聞こえない。

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[Serene Bach 2.21R]