七里香

2004.02.27 Friday 13:14
ogawat




沈丁花
渓流は大海原へと流れこもうと急ぎ、
海潮は大地に再び帰りたいと切なく願う。

木々の緑に白い花が映える垣根の前で
あんなにもあっけなく手を振ってサヨナラした

何もかもが変わってしまった二十年
今でも二人の魂は夜ごとに帰っては
春風に乗って
かぐわしい風で庭じゅうを満たすのだ。

花そのものが美しいとはお世辞にも言えない沈丁花ですが、この詩のなかでは「†樹白花」と、緑の葉に白い花が映えるコントラストの美しさが表現されています。中国の詩では常套的な手法(千里鶯啼†映紅:杜牧《江南春》など)とも言えますが、沈丁花の花をこのように表現したのは面白いですね。

*あんまり訳がひどいので、改稿しました(^^;)はずかしい…
2004/02/27初稿
2006/04/01改稿

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