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Palazzo EMD-3670

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 前にも紹介したPAL対応のDVD、PalazzoのEMD-001がどういうわけか突如動かなくなってしまったので、購入元の東京下町雑貨本舗(ディヴァイン)さんに泣きついたところ、事情を汲んで下さり、初期不良に準じて代替機を提供して頂けました。それがEMD-3670なのです。以前のものはポータブル型だったのですが、そのぶんディスクの蓋の開け閉めがぎこちなかったり、接続にやや不安がありました。それに比べると、やや大きいですが、今度のEMD-3670はじつに安定感抜群です。プレーヤーとしても充分小型ですから、置き場所に困ると言うことはありません。

 じつは私の場合、PALのDVDをNTSCしか受け付けない日本のテレビで再生したいという(ちょっとだけ?)特殊な人なのです。世の中みんなリージョンフリーのDVDであるだけで大満足なのに、そのうえPALをNTSCに自動変換して欲しいというわけですから、確かに少し我が儘かも知れません。日本では、この条件に合うDVDプレーヤーがなかなか見つからず、中国でわざわざDVDプレーヤーを買って帰ってきたこともあります。今回届けて頂けるDVDプレーヤーもリージョンフリーだと事前に分かっていたのですが、EMD-001のようにNTSC/PALの切り替えボタンが付いていなかったので、PALは見られないだろうと半ば諦めていました。

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 ところが、実際にPAL版の「五月之恋」(台湾映画、でも中国で買ったPAL版)を恐る恐る入れてみると、あっさり再生できてしまいました。「そんなはずはない…」と思い、「無間道(インタナル・アフェア)」の第三部もPALなので、再生してみます。ありゃりゃ…再生できてしまいました(^^;)ここでようやくシステム設定を開いてみると、ちゃんと画面で出力側のテレビがNTSC/PALを選べるようになっていました。自動選択ではないようですが、これで機能としては充分です。中国台湾では普通テレビの方がNTSC/PAL両方を受け付けるようになっているので、PALが駄目な日本に合わせてNTSCに設定しておけば、どこに行ってもまず困りません。もっとも、その場合は電圧の方が困るでしょうが(^^;)

 PALのDVDもパソコンなら見られますが、PCモニタは、発色がどうしても抑え気味になります。どうせ映画を楽しむなら、やっぱり大画面のテレビモニタで見たいものです。このほかデジカメの写真やMP3もCD-Rに焼いておいて、DVDプレーヤーで楽しむことも出来るので、実に色々な使い方が可能です。これだけ多機能で一万円弱というのは実にお買い得と言えるでしょう。お勧めの一品です。
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