雨のち晴れ、ときどきblog

集会所の予約のために久しぶりに新江戸川公園に来ました。普段は使いたいと思ってもなかなか使えないです。旧細川家の下屋敷であった敷地の低塩をそのまま残し、大正時代に建てられた学問所（松声閣とか）が今は集会所として利用されています。回遊式泉水庭園と呼ばれる綺麗な庭を横目に和室で勉強会というのは、なかなか乙なんですが、ふだん大学の教室が使えるのにわざわざ集会所を借りるのは幾らなんでも酔狂が過ぎるので、こういう時期でないと、なかなか出来ません。
　幸い、今は大学がちょうど入試期間で立ち入り禁止なので、それを口実にこちらを使います。学生達も来ればみんな珍しい雰囲気に喜んでくれるのですが、これも授業が終わって彼らものんびりしているからですね。
　集会所で部屋の予約を終え、ふと見上げれば、公園の一角から梅の香りが漂ってきます。まだだろうと思っていたのですが、梅が早くも咲いたようですね。数日前までは試験、採点とばたばたしていたので、梅の香に気づくゆとりもなかったわけで、今日梅の開花に気づいたのは、こちらの事情ということになりそうですね。花鳥風月というのも、人間の心の持ちようですね。