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Bougainvillea

日本のCD買うなんて久しぶりなんですが、先日アマゾンのページで本を探していて、そういや、最近遊佐未森のCD買っていない!と思いつき、検索したところ、案の定、夏に新譜が出ていました(汗;)。半年以上遅れての購入なんですが、なんとクリスマス・イブの今日届きました。自分で買ったんだけど、これが私にとってのクリスマスプレゼントですな(^^;)

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タイトルはブーゲンビリア。本来は亜熱帯植物で、デイゴなどと並んで海辺の花。ポインセチア、シクラメンなどとともに、この花はクリスマスプレゼント用に店頭に並んでいますから、あまり夏の花という感じがしません(^^;)これは私の感覚の方がずれていると思うのだけれど(^^;)CDジャケットに写っているのが、まさしくブーゲンビリアです。あれ、未森さん逆さま…と思ったら、ベランダで仰臥あそばしているお写真なのでした。上下の感覚で見たので、ちょっと錯覚を起こしました。遊佐未森を聞くようになって、まだ四年ほどですが、肩肘を張らぬ自然な歌い方で、すっと抵抗なく聞けるところが良くて、過去に出たアルバムもマメに買いそろえてしまいました。ここまでハマったのはフェイウォン以来かも。全然タイプが違うのですが、出すアルバムごとに違った味わいで、かれこれ十年以上活動しているわけで、そのアイディアと歌唱力は素晴らしいと思います。
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この前はフェイウォンの新譜を聴いて、離婚騒動以来停滞気味だったところから抜け出した印象を持ちました。彼女は遊佐未森などとは全くの対極で「素のままの自分」を如何に変えるかに力点があったのですが、今回のアルバムは、ふっと力を抜いた感じの歌い方、そして歌詞もそんなリラックスした内容があって、変化を感じさせます。昔のアルバムに「讨好自己」というのがありましたが、昔は自分の中にいる自分にご機嫌取りをせざるを得なかったのが、今回は「将爱(自己)」、素のままの自分をそのまま愛せるようになるのでしょうか。克己、自分に克つのも難しいことですが、自分をあるがままに受け止められるようになるのも難しいことです。年末の誕生日で四十を迎える人間としては、自分を変える難しさと同時に自らをあるがままに受け止める難しさも痛感する今日この頃です…と話が脱線しました(^^;)

自衛隊派遣の正式決定が駆け込みで行われるなど、ほとんどアメリカ向けのエクスキューズとしか思えない施策だけの日本にため息をつきつつ、束の間の安らぎに遊佐未森をきくのでありました。

束の間の安息であれ、みんなのもとに良いクリスマスが訪れますように!
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