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Moodle,CMSなるもの

はっ!いかん、またやってしまった。つい、目的もなくふらふらと、cgiいじりをやってしまった…(^^;)

さきほど子供の勉強を見てやってから、残った仕事(試験問題作成…)をやるまえに、何気なくニュースサイトをブラウズしていたら、CMS(Contents Management System:教材コンテンツ管理システム)の記事が出ていて、Moodleの紹介記事が出ていました。CMSというのは、一般論としては個人が使うものではなく、大きな組織がオンライン教育を実施するときに使うサーバーサイドのデーターベースですが、最近はレンタルサーバーも安いし、ネットワークも速いので、個人で使うことも可能です。
moodleのスクリーンショットなどを眺めているうちに、そっか、ここに入れて、使ってみようかな…と気づけばダウンロード、ftp転送、設定ファイルを修正(わずか数行)して、立ち上げてみると、一部、ファイルがないぞぉというエラーが出るものの、全体としてはさっくり立ち上がります…ふ~ん、インターフェースを日本語にして、そこここをいじっているうちに、あれ?RichTextEditorでエラーが出ている。どれどれと再びmoodle.orgへ。フォーラムを覗くと、やはりダブルバイトコードで出るエラーについて議論されています。でも、結論が見つからない…っていうか、最新版を入れているのだから、解決していたら、エラーも出ないのだな(^^;)どうやら、普通にHTMLタグを自分で入れるか、多少エラー覚悟で使うか(文字と背景の指定が出来ないぐらい)で使うかどちらかだな……
う~む。どうするかな…
…………?
…………!
はっ!い、いかん、と先ほど覚醒するまで2時間余り、すっかりはまっておりました(^^;)ちょっと余裕があると、こうですから、イケマセン(@_@)

まぁ、はまってしまったのは仕方ないということで(^^;)
全体的な印象ですが、さすがにCMSだけあって、科目名を設置して、ユーザーごとに利用権限を設定し、フォーラム(議論)、チャット(雑談)、小テスト作成、レポート提出と授業に必要な機能は一通り揃っていて、なかなかのできばえです。そのうえ、フリーウェア(GNUライセンス)なのですから、申し分ありません。ただ、中国語を使う立場としては、日本語は相変わらずEUCであるため、中国語との混在は出来ないことがネックになります。こういうサイトは一人一人のユーザ(学生)を統合的に扱えるのはメリットですが、個々のフォーラム機能などを丁寧に見て行くとオールインワンであるがゆえの使い勝手の悪さも目立ちます。チャットにしても、フォーラムにしても、単独で使ってメリットがあるのではなく、トータルな環境として使わねば良さが分からないでしょうね。

そうなると、これは私自身の問題なのですが、オンラインで授業をどこまでやりたいのかを考えた場合、テストや成績評価までは率直に言って望んでいないわけです。WBT(Web Based Training)は時間が無くて仕方なく取り組む社会人ならともかく、現に大学で学んでいる学生相手には必要ないでしょう。だとすれば、現状のBlog+掲示板ぐらいがちょうどいいのかな…と考えてしまいます。何よりもユーザーごとの細かい管理を(ある程度自動化できるとはいえ)、200人近いユニークユーザを登録管理するなんて、あのくそ忙しい四月にできるのかといえば、一人では無理なわけで、そこらを考えてみても、やっぱ、これは運営側がスタッフをそろえていない限り無理でしょう…という結論におちつくかな。

WebベースのグループアプリケーションやCMSなど、ほんとにオンラインで使えるソフトが百花繚乱ですが、だからこそ、何のために使うかという目的を忘れてしまうと、セットアップすることだけが楽しみ、というオタッキーな世界にはまりこんでしまいます。大いに自戒せねば(@_@)それにしても、MYSQLサーバーを使うソフトウェアも簡単に使えるようになったもんですね。むかしは私のようなアプリユーザには手に負えなかったものですが。ソフトウェアは日々進化しているのだな…ほんに感心します。

さてさて、とりあえず明日、明後日の試験の準備はできたことだし、今日は早めに寝るとしますか。
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