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漢語大詞典

やった~!今日は一日空きなので、研究室の片付けに精を出します。相当迷ったのですが、やはり使いそうもない本は日本書、中文書にかかわらず処分することにしました。小説類と古い辞書ですね。一時期中国を席巻した辞書ブームの時に買った類の辞書で今でも使っているものは余りないので、処分せざるを得ません。それから短期間ながら無署名で書評らしきアルバイトもやったことがあって、好きでもない本を結構貰ったりして、その手の本も数十冊(一年あまりやってたはず)。毎週2冊、800字というハード?なものだったので、相当やっつけ仕事だったのですが、二十代の思い出かな…と取っておいたのがマチガイでした。ぜんぜん必要ないし、読み返す気にもなれない(^^;)そこで、処分です。

漢語大辞典
この作業と同時並行で、パソコンに漢語大詞典と現代漢語詞典(いずれも繁体字版)をインストールしていました。大辞典は三万円とお高いのですが、古典文献も読む必要のある人ならば充分元が取れるだけのお値打ち品です。インストール時には文字化けするし、使うときには言語設定を台湾に切り替えないとダメなので、それなりに不便ですが、これだけ豊富な用例が入っていれば充分報われるという感じがします。大学院生時代に、こんなのがあったら楽だったでしょうね…全部私は手で写していましたから(^^;)

さすがに三万円には手が出ないという人の場合は、現代漢語詞典の方がお勧めでしょう。値段も十分の一ちょっとの三千円で買えたはずです。もちろん中中辞典なので、使えるのは中級以上のレベルの人に限られるでしょうが、中中辞典の入門としては悪くないと思います。ただし、問題は日中、中日辞典が付いているChinese WriterやcWnn(楽々中国語)とも競合する価格なので、どっちがお得でしょう?となると、これは言うまでもなく現代漢語詞典の負けですね(^^;)言語モード切替も面倒でしょうし。

どんどん辞書類も研究文献も今後は電子化されてゆくとなると、紙の本は姿を消してしまうのかも知れませんね。電子ブック、電子ペーパーが普及したとしても、紙をめくりながら読む安心感は何物にも代え難いのではないかと思うのだけれど。

…とか考えながらやっていたら、結局本の整理は終わりませんでした。
とほほ。
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