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小石川植物園

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子供達も春休み、どこかに出かけぬ訳にはいきません。今年は何度も寒の戻りで震えあがりましたが、今度こそは春も本番、いい気候になってきたようです。東京は今週が花見本番だろうと、例年ならせいぜい出かけても、自転車で行ける城北公園か高稲荷神社なのですが、今年はちょっと足を伸ばして小石川植物園に行ってきました。私も相当久しぶりですが、家族は皆初めてでした。

茗荷谷の駅を降りてから歩くこと十分少々。途中の播磨坂には桜並木遊歩道があって、まだ午前中なのに早くも一杯機嫌のグループがあちらこちらに。そのお客さん向けに、白玉ぜんざいやら白酒ばかりか、焼きそば、たこ焼きまで売られていて、ほとんど雰囲気はお祭りです。
普段は閑散としている小石川植物園ですが、この日ばかりは入場券(大人330円、子供110円也)の販売を委託されているたばこ屋さんも大忙しの様子でした。


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園内を歩くと、ニュートンのリンゴの木があります。かのイギリスからわざわざ挿し木を譲られたとのことで日本で育って既に数十年、いまやリンゴとしては老木に成りつつあります。まだ新芽も芽吹いていないのが残念ですが、まだ枯れていないようでした。園内は禁酒と書かれていたわりには結構ビールを飲んでいる人がいましたが、さすがに皆さんおとなしく、のどかに花見をしていて、ウチもそうでしたが、子供連れの家族が中心で新宿御苑などに比べれば随分おとなしめでした。



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我が家はお握りとおやつをちょっとばかりつまんだら、庭園内を散歩します。日本庭園とあるので、何かと思っていって見れば池があって、鯉が泳いでいました。その脇の小さな池を覗けば、何か黒いものが沢山うごめいています。よくよく腰を下ろしてみれば、大量のオタマジャクシでした。ちょうど春先の散乱を終えた直後でしょうから、生まれたばかりの小さなものばかりです。これから厳しい淘汰のなかでどれだけ残るやら知れませんが、これまた春の訪れを告げるものですね。子供達は手元にあったペットボトルにオタマジャクシを入れて帰ってきてしまいました。



奥に見えるのがフォーシーズンズホテル
日本庭園の奥には古風な洋館が建っています。帝国大学医学校本館を本郷から小石川に移築したものだそうで、サーモンピンクが桜の花に引き立てられて、眼にも鮮やかです(注意:植物園の柵の外なので、建物内部を見学したければ外に出ないとならない)。内部には学術標本がオブジェ風に飾られ独特の雰囲気を醸し出しています。正式には東京大学総合研究博物館小石川分館と称しているようですが、大多数の見学者には相当妖しい雰囲気のものとして移っていることでしょう(^^;)でも、こういうの好きです、私は(^^;)


このあとタクシーで椿山荘に回り、お茶をしてから、神田川沿いに散策し、早稲田からチンチン電車で帰りました。椿山荘は人が多くて今日はいまいち。せっかくの庭園もあれだけ人がいてはどうしようもありません(^^;)桜もよく見ればほとんど散っているようでしたし。何をしに行ったかと言えば、ケーキセットを食べに行ったとしか言いようがありません(^^;)先負とはいえ、春の休日に行くのですから、混んでいて当たり前で、どうせ移動するなら根津方面へ出た方が良かったかも。安直なルートを選んだのが敗因ですね。神田川沿いの桜も今週がピークでしょう。なかなか綺麗でしたが、子供達も、奥方もさすがに桜には食傷気味でしたが、神田川にコイだけでなく亀までいるのに驚いていました。亀がいるとは私も知りませんでした。誰かが捨てたのでしょうが、あんな川にも何か喰うものあるのだろうか?
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