木枯らし吹けば

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う”~、火曜日に風邪をもらった気配。
会議が終わって研究棟を出ると、猫が二匹、三匹。普段は見かけないのはどこかに隠れているからでしょう。この時間になると相当寒いですから、猫たちも暖かい場所を求めて公衆電話のボックスに入ろうとしているようです。
ちょっと哀れに思って、手を差し出してみましたが、さすがに猫の方も警戒して近寄ってきません。そらぁそだよな、ほいほい誰にでもついて行ったら、きょうび危ない。あっというまに足やら手をちょん切られたり、耳を切られたり、とんでもない世の中ですから。

猫を飼いたいと思いながらも、飼えないでいる私としては、今度キャットフードでも持ってきてあげようかと思けれど、気まぐれで上げたり上げなかったりも可哀相だな…うん。
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寂しいサンタ

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帰りがけに通るグランド坂には昔ながらの定食屋さんがあります。私が学生の頃からあるハンバーグ定食一筋のお店なのです。もう店じまいしてしまった、むかしのキッチン木村や今でも健在の南海とかと並ぶくらい古いお店なんですが、意外と目立ちません。

今日はすっかり日も暮れた午後6時過ぎ、お店の前を通ると、なぜかサンタさんがひっそり立っていました。日が高いうちに通ると見過ごすし、遅すぎると閉店でサンタさんも撤収でしょうから、なかなか気がつきませんでした。
照明が暖かそうな光を放っていたのだけれど、どこか表情が寂しげです。普通のサンタとどこか違うな…と思ったら、どうも上目遣いの目線のせいのようです。普通のサンタなら目を細めて上機嫌というのが通り相場ですが、このサンタはそうでないので、周囲を気遣っている風にみえます。
サンタはやっぱり脳天気に笑っている奴じゃないと務まらないのかな。
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正月明けの憂鬱


今更ながら、新年明けましておめでとうございます。
ぜんぜん新年に似つかわしくない写真で、すいません。
さすがに自宅は大掃除もしたのですが(形だけだけれど)、研究室は各種資料、献本、学生の課題、小テストで山積みでありまして、成績処理とあわせて、なんとか片付けねばなりません。さてさてどうしたものか…と行き帰りの電車のなかでCLIEを使って書いている状況です。正月にふさわしいネタを…なんて悩んでいたら、忙しくなって、何にも書けなくなりました(^^;)
先週週末も、入試事務でしたし、今度の週末もセンター入試、それから、公開講座です。なんだか休めませんね(^^;)まいった。まいった。
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今日で授業は終わり!

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今日の補講で、秋学期も授業終了です。
来週の月曜日は会話試験、火曜日は教場試験なので、授業そのものは、もうありません。

いや~、毎度の事ながら、ほっとした気分と、少し寂しい気分とが混在した複雑な気分です。授業をするのが教師の仕事であり、ベストを尽くすことは言うまでもありませんが、人間同士が角突き合わせてやることですから、常に予期したとおりの結果が出るわけでもありませんし、同じように教えているつもりでも、クラスごとに個性が出てきますし、クラスのメンバー一人一人が見事に違う結果を出してくれるので、100%うまくいったなんていうことはあり得ないのが授業というものです。

今年度は一年生のクラスは比較的クラス間格差を生むことなく、授業が出来たようで、まずまずだったのではないかと考えていますが、三年生は制度の変更によって自由選択になったために履修者が激減し、これまでの授業のやり方を再検討せざるを得ない状況にあります。少人数を前提とした授業方法として適切であったのか、秋学期の授業内容は再検討せざるを得ないと思っていますが、とまれ試験の結果を見てからじっくり考えるしかないですね。

とりあえずは月曜、火曜の試験の準備が終わっていないので、そちらが先ですな(^^;)
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無事合格!

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去る二月一日は長男の私立中学受験の日でした。この日のために、昨年夏休み以来ほんとに付きっきりで勉強を見てきました。本人も大変だったろうと思いますが、いや、ワタシも疲れた(^^;)

私の住んでいる近隣では中学受験はするのが当たり前で、しない子もいますが、おそらく比率は半々か受験するものの方が多いという印象です。それだけ教育に熱心な親であればあるほど、現在の公教育に対して信頼が持てなくなりつつあることの表れだと思います。

私自身、じつは息子が合格した中学(そして高校)に通った経験があるだけに、この学校ならば良いところも悪いところも十分理解できているので、なんと言っても安心です。この世の中に完全無欠な学校はありませんから、いわゆる偏差値的に高い学校かどうかということとは別にその学校のことが理解できているかどうかは極めて大事なことです。

これから先は親も手伝えませんから、あとは本人の努力ですが、中学高校六年間は人生のなかでも大切な時期です。なんとか頑張って、一回りも二回りも大きな人間になって欲しいと思います。親バカですが(^^;)
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綿矢カレー

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学生もおらず閑散とした大隈通り。
とあるカレー屋さん(KY商店の隣のそのまた隣)の前を通ると、なんと芥川賞を取った綿矢りさの名前にちなんだカレーが新登場しています。このカレー屋さん、早稲田カレーに始まって、東京六大学の各大学の名前を冠したカレーを出しているのですが、そのなかに割り込んだ綿矢カレーは相当異彩を放っています。
いかにお膝元とはいえ、いやはや、ご本人がご覧になったら、どう思うことか。苦笑いくらいで許してもらえるかな?どんな味か興味はあるけれど、私は試していません(^^;)
なぜデザートがイチゴなのか。小説は読んだけど謎だ(^^;)
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本日の晩餐

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この週末を利用して奥方が里帰り中なので昨日はショウガ焼き定食、今日は青椒肉丝定食であります。

昨日のショウガ焼きはけっこう自信があったので、自力で作りましたが、果たせるかなお子様たちにもなかなか好評。が、しかし、今日のはさすがに自力は無理そうなので、出来合いのタレを買ってきて作ることにしました。よく野菜売り場あたりで「何にしようかな…」と迷って歩いていると、ピーマンの脇に謀ったように置いてあるアレです(^^;)しっかり西友ストアの策略にはまってしまった私は、お、これこれ…という具合で仕入れて参りました。

ピーマンをさくさく切り、軽く水洗いして、あとは炒めるだけですから、簡単です。付け合わせには完熟プチトマトも準備完了。さらにリスクヘッジに唐揚げ(冷凍)、ジャガイモコロッケもスタンバイ、失敗時の備えも万全です。

昨日は精神的余裕がなくてCLIEで写真撮ることもできなかったけど(^^;)これも進歩のあかしということで(^^;)
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「喪家の狗」論争

なにげなく中華読書網を眺めていたら、こんな記事が…

[“丧家犬”] 近来,在日本的报刊、电视等各大媒体中,随笔作家酒井顺子的《丧家犬在远方嚎叫》一书成了轰动的热门话题——书中所说的“丧家犬”指的是30岁以上的独身女人。在人心普遍感到失落的日本社会,丧家犬或许将成为女性的流行称呼。


う~む、負け犬論争まで報道されているのね…しかし、中国語になると、喪家の狗になるとは驚きましたが、なぜ丧家「狗」と訳さず、「犬」なのかな。
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酸梅湯

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いまは北京でも余り見かけなくなりましたが、夏の風物詩として酸梅汤という飲み物があります。名前の示すとおり、熟した梅の酸味を生かした飲み物で、アルコールの入っていない梅酒(?)といえば一番分かりやすいでしょうか。砂糖漬けにした梅から出てきたエキスを薄めて飲むもので、梅の爽やかな酸味と上品な甘さが調和して、暑気払いに最適の飲み物です。

 先週、授業で梅雨の話題を取り上げた際に、酸梅汤に触れたところ、なんと自宅で作って毎年楽しんでいるという人がいて、びっくり。百貨店などで探せば恐らく中国製のものが売られているだろうと話したのですが、日本でもつくって飲む人がいるとは意外でした。

 今日、そのTさんがお母様お手製の酸梅汤を小瓶に詰めてプレゼントしてくれました。これは嬉しいプレゼントです。帰宅すると早速冷蔵庫へ。こいつはやはりキリリと冷やした方が美味しいので、砕いた氷をコップにたっぷり入れ、そこに酸梅汤を注ぎます。先に氷が溶け出す前に少し飲んでみると、口の中に梅の香りが一杯に広がります。おいしいですね。

 充分氷が溶けるのを待ってから飲んでみると、やや強めだった甘みもちょうどよくさっぱりした味わいになりました。これではあっという間に飲んでしまいそうです(^^;)

 いただいた小瓶にはちゃんとレシピも添えられていて、青梅と砂糖さえあれば、簡単に作れそうです。まだ梅も売っているでしょうから、是非とも自作にも挑戦したいと思います。


 Tさん、それから、お母様、美味しい酸梅汤をありがとうございました!
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湯島聖堂の孔子様

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用事があって、今日は湯島聖堂まで行ってきました。こういう所は用事でもないと行かないと訪れないのですが、お茶の水界隈では一番緑豊かで、なかなか良いところです。天気も良いので、聖堂は参観客で一杯でした。
斯文会館を覗けば「論語素読」の真っ最中で、私なぞ素読とは全く無縁な人種ですが、子供からご老人まで一緒に朗唱しているのを聞いていると、昔ながらの学舎という感じがして非常に好感が持てました。いまは小学校でも余りやらないみたいですが、やはりみんなで声を張り上げて読んで勉強するというのは、とても大事ですね。
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