子どもたちへのブンガク案内

kawamr.jpg
 大学の老同学が本を出しました。何か良い書評が書ければと思っているうちに荏苒と日を過ごし、9月も半ばを過ぎてしまいました…(^^;)
そこに『日本海新聞』の書評で取り上げられたとのお知らせをいただきました。申し訳ない…せめて、こちらのブログでご紹介し、お詫びする次第です。

 本書はお子さん向けと言うことになっていますが、著者の豊かな読書遍歴を余すところなく生かした含蓄のある読書録と言うことが出来るでしょう。お子さんだけに読ませるのはもったいないくらいのものです。ぜひ親子で読んではいかがでしょうか。

 日本海新聞の書評はご本人の手で、こちらにも掲載されているそうです。ご一読を。
Cafe&books | - | - | pagetop↑

趙薇の新譜「双Double」

前のアルバム「飄」が出て、1年もたたぬうちに新譜が出ました。私はてっきり「飄」のリミックス版なのかと思ったのですが、紛うかたなき新譜です。タイトルが示すとおりに、趙薇は二つのタイプを意図的に演じ分けることで、一枚で二度美味しいという魅力あるアルバムになっています。
趙薇Vicki | - | - | pagetop↑

アバウトラブ:關於愛

aboutm.jpg
 日本でも公開が始まった「關於愛」ですが、一足先に香港版で見ました。紹介にあるとおり、上海、東京、台北での恋愛の姿をオムニバス風に描いた作品です。東京篇では伊東美咲と陳柏霖が共演しています。監督もそれぞれ違うのですから、味わいも全然違うのは当たり前ですが、出来にかんして言うと、

 東京>上海>台北

という感じじゃないでしょうか。伊東美咲をひいきにしているのではなく(^^;)、役者の出来、ストーリーのおもしろさで、東京はまず合格点です。上海は李小璐で救われていますが、日本人男優のほうがチョイとどうも(^^;)ま、趣味の問題かもしれませんが。台北は演技(ダイコン?)も話もひどいし、范曉萱をなぜ使ったのか謎です。元アイドルであることは確かですが、他にもいたんじゃないかな…
 小品風の作品が3つあると思ってみれば、それなりに楽しめると思います。そうでないと、ちょっとがっかりする人もいるのではないかな…
中華電影 | - | - | pagetop↑

MTバージョンアップ

毎年夏恒例の現実逃避の時間です(^^;)
進まない原稿を前に今年夏はMovableTypeのバージョンアップ並びにmysql対応を図ってみました。昨年の夏は入力テンプレートで中国語が文字化けするので、迷っていたのですが、何のことはない、入力テンプレートに対応するスタイルシートが見つかれば、修正はあっというまでした。このとおり,赵薇もちゃんと簡体字で打てます。
まだ入力テンプレートのカスタマイズが出来てなくて、少々不便ですが、ま、なんとかなるでしょう。新しいバージョンだと投稿者はユーザ一名限定で、なおかつ3つまでしかblogを持てないと言うことになっています。なおかつ非営利が原則だとか(でもアフィリエイトはオッケーらしい)。そのライセンスが面倒そうだと言うこともバージョンアップをためらう理由だったのですが、私の場合は大丈夫そうなので、とうとう踏み切ってしまいました。mysqlサーバを使ってレスポンスが早くなったのかどうか、少々疑問ですが(夜はむしろ重いぐらいかも)、ま、極端に悪いわけではないので、良しとしましょう(^^;)
Topics | - | - | pagetop↑

台流エンタメ・コレクション

tailiu.jpg
最近、韓流の次は台湾とささやかれて、テレビでもかなりの数の台湾ドラマがBSなどで放映されているようです。私、見ていないのですが(^^;)、それでも気まぐれに買い込む台湾Popsにもドラマの主題歌が入っていたりして、その勢いは感じていました。《鬥魚》の主題歌<Lydia>をFIRが歌っているというのも一例ですね。

今日ゲットした「台流エンタメ・コレクション」(キネ旬ムック、1200円也)は、いまやブレイク寸前の台湾ドラマを詳細に紹介した一冊として中々貴重です。「流星花園」が日本の少女漫画「花より男子」を下敷きにしているのは当然知っていましたが、この本を読むと日本の漫画を下敷きにしているドラマがたくさんあるのだと良く分かります。各ドラマの人間関係図も詳細に図解され、原作との比較もしてあって、少女漫画にくらいオジサンも、これなら安心ですね(^^;)

しかし、それにしても今更ながら驚いたのは、紹介されるドラマがどれもちゃんと日本でも発売されていると言うこと。現地でしか買わない人にとっては日本版は不条理に高いので、ハナから調べてみようともしなかったのですが、これだけ出ているとはホント意外でした。

唯一惜しまれるのは画像のクォリティがいまいちであったこと。なかなか手に入らないだけにやむ得ないのだと思いますが、ファンにとっては少し残念かも知れませんね。それを補ってあまりある情報量で、このお値段ですから、十分買いだと私は思います。

個人的にへぇ~と思ったのはトリビア度が高くて恐縮ですが、FIRのボーカル、フェイが蔡依林の大学同級生という事実(輔仁大学)。これは意外な組み合わせでした。
中華電影 | - | - | pagetop↑

FIR飛兒樂團《我要飛》

woyaofei.jpg
 久々に良いアルバムに巡りあえました。FIR飛兒樂團の《我要飛》です。これは良いですね。日本でも非常に受けるタイプの音楽だと思います。日本は現在グループで作曲、演奏を分担する形で音楽活動をするグループがたくさんありますが、台湾、香港ではまだまだ少数派です。大昔に達明一派やグラスホッパーがいたし、中国大陸には唐朝楽隊などもいましたが、商業ベースで成功したグループは最近ほとんどいませんでした。また、後でも触れるとおり、従来のアマチュア時代からずっと一緒にやってきたグループでないという点でも、このFIRは明らかに異色といえるでしょう。
中華Pops | - | - | pagetop↑

緑茶

lvcha.jpg
《緑茶》も是非日本で公開して欲しかったのですが、中国でSARS明けの昨年に上映されてもう一年。どうも日本で公開という話は聞きませんね。どうしてあれだけ良い映画が公開されないのに、どーでもいい映画が山ほど公開されるのか、商業ベースとは言っても残念でなりません。
《緑茶》は趙薇、姜文主演、助演には方力均となかなかの豪華スタッフです。ノーギャラで日本語字幕つけるぐらいのことはするので、是非、関係者の方、いまからでもお願いします(^^;)

いずれ公開されたらレビューを書こうと思っていて、それきりだったのですが、なかなか書き出すと、終わらないのですが、あらすじというか、私なりの《緑茶》解釈を書いておきます。以下、ネタバレ覚悟で読んでください。
趙薇Vicki | - | - | pagetop↑

情人結

 池袋知音で新しい趙薇主演作をゲットしました。1500円也。画質は申し分ありません。PALだけれどもPCなら見られるでしょう。
qingrenjie.jpg
 《情人結》というタイトルは情人節(バレンタインデー)に掛けている言葉遊びですが、サブタイトルに中国版「ロミオとジュリエット」とあります。普通きっと悲恋物語だと思うのですが(^^;)ここは大団円を重んずる中国版ならではの結末が用意されています。
 屈然(趙薇)と候嘉(陸毅)は古い洋館で子供の頃から一緒に遊んで育った幼なじみ。同じ職場で働く人々が古い洋館に雑然と暮らすのは解放後の中国の特徴。二人は成長してゆくなかで何時しか友達から自然に恋人の関係になった。
 ところが、二人が大学に合格した日、候嘉は母親から突然、屈然と付き合うことを禁じられる。理由は父親が自殺したのは屈然の父親に虚偽の密告によって陥れられたためであったという。突然のことに戸惑う二人。両親の反対の中で二人は自分たちの愛を貫こうとするが…
 という話の流れなのですが、部分部分の描写は良いところがあるのですが、両家の反対の理由が意図的に伏せられ、最後で明かされますが、要するに自分の出世のために相手を陥れてしまったということですから、いまの中国人にとっても余りリアリティがないのではないかという気がします。昔は結構リアリティがあったのですが。
 二つめに時間系例で見て行くと、幼少期、18歳、その7年後という三つに分けられるのですが、どうも18歳の時期から7年後の時期にうつるところが明らかに不自然です。ネタバレになりますが、二人が自殺(未遂)を図ってから、すぐあとに候嘉がボストンに留学してしまうというのは突飛すぎます。もう少し心理描写がないと観客はついて行けないでしょう。そのうえで帰国後も候嘉がいきなり綺麗なマンションにいたりしますが、彼が留学後どのようにして中国に戻ってきたのかも余りに説明不足です。
 その一方で趙薇の心理描写は比較的親切で、趙薇ファンにとっっては嬉しいところですが、これでは結局出来としては今イチということになるでしょう。ところどころ光るところはあるのですが、この映画はお話を余りに圧縮しすぎて無理が出ているようです。もう少し枝葉をカットするか、20回シリーズの連続ドラマにすべきだったという感じがします。
 が、しかし、それでも(^^;)、趙薇の新アルバムの「飄」の一曲「無盡的莎士比亞」が映画の主題歌になっていますから、その筋の方々には必須アイテムといえるでしょう。
趙薇Vicki | - | - | pagetop↑

ウィルスバスター2005による被害甚大

本当ならば、ウィルスを防ぐはずのソフトウェアが逆に甚大な被害をもたらすというのはあってはならないことですが、現実に起きてしまいました。
弊社対象製品にて、ウイルスパターンファイル 2.594.00へアップデートした直後からコンピュータのCPUが100%の状態となり、コンピュータの動作が著しく遅くなります。

うちの場合、朝方から使っていたバイオが完全にやられてしまい、ログインできない状態になってしまいました。いきなり家族からログインすら出来ないと言われて、セーフモードで起動してみたところ、何も異常を見いだせないので(思えばセーフモードではウィルスバスターは起動していない…)、新しいアカウントを作ってそちらにデータを移してみても、相変わらずログインできません。これはWINDOWSのコアの部分が壊れてしまったのだと考え、クリーンインストールをして復旧しました。当然データは全てバックアップを取り、被害は最小限に抑えましたが、半日つぶれてしまいました。それは個人の判断でしてしまったことで、情報収集が足りなかったのかもしれませんが、7時半におかしくなってから、すでに3時間以上経過してからのアナウンスではどのみち間に合いませんでした。全て片づけ、ホッとしてニュースサイトを見て、この自体を知ったけれど、すでに遅し…というわけです。文中でいう「CPU稼働100%の状態」というのは通常ではあり得ず、事実上、フリーズと同義ですから、

ここでのトレンドマイクロの説明は実態をきちんと説明せず、責任を回避している印象は避けられません。本来なら損害賠償ものです。あたかも小さな不具合であるかのように装うのはズルイですね。

先年はシリアルナンバーを管理するサイトでの個人情報漏洩がありましたが、それ以上の問題であることは間違いないでしょう。アンチ・ウィルスのはずが、ウィルス以上の被害を出してどーするんですか?(@_@)

ウィルスバスターを2001年から使っていますので、ウィルスでデータを失ったり、OSがクラッシュしたことはありませんでしたが、これでは防ぎようがありません(^^;)

こうなると、挙動不審なソフトを自動的に発見し、活動を止めてくれるソフトウェアでも導入するしかないでしょう(^^;)いずれにしても次のソフト更新の時期までにウィルスバスターに変わるソフトウェアを探しておかねばなりません。
Computing | - | - | pagetop↑

神田川の桜

DSC01109.JPG
昨年よりだいぶ遅れて神田川の桜もようやく咲き出しました。急に暖かくなったので、これは散るのもはやそうです。週末は散ってしまうだろうと思い、都電早稲田から学習院下までわざわざ二駅歩いて桜見物をして帰ってきました。たかだが十五分ですが。
しかし、川べりには川柳が貼ってあるのですが、ちょいと出来が今イチでしたね。これでは思いつくまでに三十秒もかからないような出来ですな。いくら何でも桜に失礼では…(^^;)たとえば…あ、いや、まぁ、やめておきましょう。

あ、ぜんぜん関係ないですが、最近トラックバック・スパムが多いので、とうとうトラックバックをオフにしました(もはやブログとは言えない^^;)。コメントは生かしてあるので、そちらの方でお願いしますm(_._)m
四季折々の花 | - | - | pagetop↑
<< 4/17 >>